*風景好art spaceブログより
「預告」3/6 -3/27『放。空。』福岡ZAKKA生活VS風景好写真展@台北!
http://whataview.pixnet.net/blog/post/4599345
「ねこび」展は小さな企画でした。アーティストが本来描きたいものを描き、そしてそれをお客さんに見て、できれば買ってもらうというダイレクトな繋がりを目指しました。猫が福を招くように人の交流が発生するのが楽しくてなりません。しかし、まさか台湾まで来てしまうとは嬉しい驚きです。
ピンキーさんの力強い意志、台湾の皆様のご支援、参加作家の協力に深く感謝いたします。これを機に多くの交流が生まれてゆくことを望みます。
2010年2月
宮本 初音 MIYAMOTO Hatsune
ART BASE 88 主宰
2009年12月15日火曜日
西日本新聞 土曜エッセー 2009年12月
2010.01.06公開
2009.12.19 西日本新聞 朝刊11面 土曜エッセイとして掲載されたテキストの元原稿です。
紙面は若干校正が入っております。
====================================
『ねこびリターンズ』
福岡市中央区大名の、ジョーキュー醤油さんの斜め前に「紺屋2023」という再生アパートがあります。ここの3階の一番奥が、わたしが運営する<オフィス兼資料倉庫兼会合スペース>の「アート・ベース88」(以下88)です。この88で年明けに「ねこびリターンズ」という展覧会をおこないます。
寅年にひっかけた、ねこやその他いろんな動物ネタの展覧会です。でもこれは、猫好きさんが猫好きさんのためにやる展覧会ではないのです。だいいちわたしは、いわゆる猫マニアではありません。実は2007年に、博多区の冷泉荘でも「ねこび」をしました。誰でも参加していいですよ、という<無審査公募(アンデパンダン)>というスタイルです。今回も、このアンデパンダン形式で実施します。
ふだん、アートプロジェクトや展覧会の企画をしていると、時代や思想を意識し、現代社会の問題点などを鋭く切り裂く、そんなテーマが求められ、作家もディレクターもストレスが強くなるときがあります。そんななかで、たまには<描きたいように描く>展覧会があってもいいのじゃないかと思ったのです。
同時に、専門家的なアートの世界では鼻で笑われるような<日常>的なこと、<思想がない><オンナコドモがすること>といわれることを題材にしたかったのです。最先端を目指すのは面白くワクワクすることですが、いっぽうでなぜ「あんなのはつまらない」と決めつけてしまえるのか、そういう疑問がありました。
あと、アンデパンダンの面白いところは「知らなかった作家に出会う」というところです。ギャラリーや知り合いの作家から紹介される以外に、ひょんなところから新人作家が登場してきたりします。
さらに言えば、この展覧会では、なるだけ作品を売買する、ということも狙っています。福岡では地元作家の作品が売れることは極めて稀ですし、美術作品を買うという習慣もあまり一般的ではありません。しかし作家や企画者自身が自活してゆくためには、直接作品を売るという手段が最も分かりやすいのです。猫など動物を題材にしたものであれば、比較的実現しやすいかと考えました。
さて、こういった思惑を秘めた「ねこびリターンズ」は1月8日から始まります(1月31日まで、火水木休み、14時から19時、入場無料)。会場には、来場者が猫のようにゴロゴロできるようコタツを用意するつもりです。トークイベントなども予定しています。2009年12月現在、約20組の作家が参加表明しており、そのなかには台湾からの作家も含まれています。<ねこ>というキーワードで繋がるものは、予想以上に多くて驚いています。
「ねこび」自体は小さな企画です。先に書いたように大それたことをテーマにしているわけではありません。ただ、ここには「疑問に思ったことをきっかけにプロジェクトを作ってみる」というコンセプトがあります。アートには、そういう「ちょっと違う見方」が含まれていることが重要なのではないかと思っています。「アート・ベース88」では、<アートの隙間産業>的なイベントを時々仕掛けてゆきたいと思っています。
(2009.12.16 宮本初音)18:11保存
2009.12.19 西日本新聞 朝刊11面 土曜エッセイとして掲載されたテキストの元原稿です。
紙面は若干校正が入っております。
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『ねこびリターンズ』
福岡市中央区大名の、ジョーキュー醤油さんの斜め前に「紺屋2023」という再生アパートがあります。ここの3階の一番奥が、わたしが運営する<オフィス兼資料倉庫兼会合スペース>の「アート・ベース88」(以下88)です。この88で年明けに「ねこびリターンズ」という展覧会をおこないます。
寅年にひっかけた、ねこやその他いろんな動物ネタの展覧会です。でもこれは、猫好きさんが猫好きさんのためにやる展覧会ではないのです。だいいちわたしは、いわゆる猫マニアではありません。実は2007年に、博多区の冷泉荘でも「ねこび」をしました。誰でも参加していいですよ、という<無審査公募(アンデパンダン)>というスタイルです。今回も、このアンデパンダン形式で実施します。
ふだん、アートプロジェクトや展覧会の企画をしていると、時代や思想を意識し、現代社会の問題点などを鋭く切り裂く、そんなテーマが求められ、作家もディレクターもストレスが強くなるときがあります。そんななかで、たまには<描きたいように描く>展覧会があってもいいのじゃないかと思ったのです。
同時に、専門家的なアートの世界では鼻で笑われるような<日常>的なこと、<思想がない><オンナコドモがすること>といわれることを題材にしたかったのです。最先端を目指すのは面白くワクワクすることですが、いっぽうでなぜ「あんなのはつまらない」と決めつけてしまえるのか、そういう疑問がありました。
あと、アンデパンダンの面白いところは「知らなかった作家に出会う」というところです。ギャラリーや知り合いの作家から紹介される以外に、ひょんなところから新人作家が登場してきたりします。
さらに言えば、この展覧会では、なるだけ作品を売買する、ということも狙っています。福岡では地元作家の作品が売れることは極めて稀ですし、美術作品を買うという習慣もあまり一般的ではありません。しかし作家や企画者自身が自活してゆくためには、直接作品を売るという手段が最も分かりやすいのです。猫など動物を題材にしたものであれば、比較的実現しやすいかと考えました。
さて、こういった思惑を秘めた「ねこびリターンズ」は1月8日から始まります(1月31日まで、火水木休み、14時から19時、入場無料)。会場には、来場者が猫のようにゴロゴロできるようコタツを用意するつもりです。トークイベントなども予定しています。2009年12月現在、約20組の作家が参加表明しており、そのなかには台湾からの作家も含まれています。<ねこ>というキーワードで繋がるものは、予想以上に多くて驚いています。
「ねこび」自体は小さな企画です。先に書いたように大それたことをテーマにしているわけではありません。ただ、ここには「疑問に思ったことをきっかけにプロジェクトを作ってみる」というコンセプトがあります。アートには、そういう「ちょっと違う見方」が含まれていることが重要なのではないかと思っています。「アート・ベース88」では、<アートの隙間産業>的なイベントを時々仕掛けてゆきたいと思っています。
(2009.12.16 宮本初音)18:11保存
2009年11月25日水曜日
ARTing No. 3 原稿 ねこびリターンズ
ARTing 原稿 2009.11.16
展覧会名称:「ねこびリターンズ」
会期:平成22年(2010年)1月8日(金)〜31日(日) 金土日月のみ
14時〜19時 ※火水木休み
主催:オハツ企画
会場:ART BASE 88(アート・ベース88)
〒810-0041 福岡市中央区大名1-14-28 第1松村ビル 紺屋2023 #306
電話fax 092-986-4888
HP http://ohazkikaku.blogspot.com/
企画者によるメッセージ文
「ねこびリターンズ」は、2007年春に冷泉荘で開催された「ねこび」の第2回展で、寅年に引っかけ2010年年頭に開催します。これはオハツ企画が主催する無審査公募(アンデパンダン)企画展で、ねこに限らず動物ネタ全般をテーマにします。
そもそも無審査公募を始めたのは、(1)アーティストが自分の描きたいように描く展覧会がしてみたかった。(2)コンテンポラリーアートではメジャーではないテーマにしたかった。(3)見たことない作家に出会う場を作りたかった。そしてもうひとつ、(4)作品を売買し、作家を直接支援する場にしたかった。ということなのです。
今回もおなじみ、ゆるめの会場構成予定〜コタツに入って作品鑑賞しながら、ねこ関連本などをぱらぱら眺め、ちょっとひといき休みましょう、でも実は次の手を虎視眈々と…、そんな感じで計画中です。(最新情報はブログからどうぞ)
※ちなみに私は猫マニアではありません。
宮本 初音(みやもと・はつね):ART BASE 88/オハツ企画代表
★参考写真
「ねこび」会場風景 2007年 冷泉荘 A32 アート・アパート88にて
展覧会名称:「ねこびリターンズ」
会期:平成22年(2010年)1月8日(金)〜31日(日) 金土日月のみ
14時〜19時 ※火水木休み
主催:オハツ企画
会場:ART BASE 88(アート・ベース88)
〒810-0041 福岡市中央区大名1-14-28 第1松村ビル 紺屋2023 #306
電話fax 092-986-4888
HP http://ohazkikaku.blogspot.com/
企画者によるメッセージ文
「ねこびリターンズ」は、2007年春に冷泉荘で開催された「ねこび」の第2回展で、寅年に引っかけ2010年年頭に開催します。これはオハツ企画が主催する無審査公募(アンデパンダン)企画展で、ねこに限らず動物ネタ全般をテーマにします。
そもそも無審査公募を始めたのは、(1)アーティストが自分の描きたいように描く展覧会がしてみたかった。(2)コンテンポラリーアートではメジャーではないテーマにしたかった。(3)見たことない作家に出会う場を作りたかった。そしてもうひとつ、(4)作品を売買し、作家を直接支援する場にしたかった。ということなのです。
今回もおなじみ、ゆるめの会場構成予定〜コタツに入って作品鑑賞しながら、ねこ関連本などをぱらぱら眺め、ちょっとひといき休みましょう、でも実は次の手を虎視眈々と…、そんな感じで計画中です。(最新情報はブログからどうぞ)
※ちなみに私は猫マニアではありません。
宮本 初音(みやもと・はつね):ART BASE 88/オハツ企画代表
★参考写真
「ねこび」会場風景 2007年 冷泉荘 A32 アート・アパート88にて
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